副甲状腺機能低下症の原因と症状・検査・食事・遺伝はするのか

副甲状腺機能低下症の原因
副甲状腺機能の低下は、副甲状腺ホルモンのはたらきが十分に行われないことが原因で起こり、その原因は副甲状腺ホルモンの分泌そのものが少ない場合(突発性副甲状腺機能低下症)と、ホルモンの分泌は正常で作用する骨や腎臓など(受容体)に異常がある場合(偽性副甲状腺機能低下症)と大きく2つに分かれます。


・副甲状腺ホルモンの分泌の異常(突発性副甲状腺機能低下症)
甲状腺や頸部(首)の手術などによって副甲状腺の臓器が取り除かれてしまった術後に起こることが多く、その他にも頸部の放射線治療の影響で副甲状腺に障害をもたらすこともあります。
また、免疫の異常や原因が明らかになっていないケースもあります。


・作用する受容体の異常(偽性副甲状腺機能低下症)
遺伝子の異常により、副甲状腺ホルモンに対して腎臓が作用しない先天的な病気が偽性副甲状腺機能低下症です。
この病気は低身長、丸顔、知能障害、中手指骨の短縮などの身体的特徴がみられます。


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