ハチに刺された時の対処方法・2度目・病院・市販薬・お風呂について

ハチに刺された時の対処法
ハチの刺傷によるハチ毒が問題となるのは、特定の種類のハチに限られており実はすべてのハチ刺傷が治療を要するというわけはありません。


ただし、これを一般の方が判断することは非常に難しいのでハチに刺された際は全例で医療機関を受診しなければならないということになります。


現場においてはまず目視で創傷部にハチの針が残っているかを確認します。


この際、針をつまんでしまうとハチ毒液が注入されてしまいますので、指先などで弾き飛ばすようにして下さい。


また、患者が小児である場合は、刺されてすぐに創傷部をかきむしるなどして増悪させることがありますので、ハチ刺傷が疑われた際は「傷口を決して触らないように」強く促して下さい。


上記の残存針に対する処置は保護者が行ってください。


創傷部は抗ヒスタミン剤入りの軟膏を塗布した上で、冷水で冷やすことが重要です。


こういった薬剤の持ち合わせがない場合は、患部を冷やすだけでも構いませんのでそのまま医療機関に向かって下さい。


全身が赤く腫れ上がる、呼吸苦がある、意識がなくなる、などの全身症状を認めるときは緊急の治療を要しますので躊躇せず救急車を要請して下さい。


なお、ハチに刺されてからの経過時間は治療において重要な情報となりますので、事前に確認しておき受診先の医療スタッフに伝えるようにして下さい。


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