マムシにかまれた時の処置・症状・痛みや治療方法・入院は必要?

マムシ(蛇)にかまれた時の症状
咬んだ痕はマムシなら1~2箇所、それ以上なら他のヘビと言われますが、マムシでも4か所程度の痕が残るなど不明瞭なことも多いので参考程度にしかなりません。


マムシは小型のヘビであり、注入される毒の量も少ないと言われています。


しかしマムシで毎年数千人が噛まれ、その内の10~20人程度が死亡していると推定されています。


重篤化した際は致死的です。


噛まれると局部に焼けるような激痛があり、腫れが徐々にひろがります。


マムシ毒はタンパク質を溶かすという特徴があり、毛細血管を破壊するので噛まれた部位を中心に内出血が起こり暗紫色を帯びてきます。


白血球、赤血球が毒により破壊されるため感染しやすくなり、また筋肉への十分な酸素が届かなくなります。


また、唇、歯ぐき、爪の下、噛まれた部位から出血しやすくなります。


通常、受傷翌日まで症状がひどくなり、3日間程度で症状は改善しますが完全に局所の腫れ、こわばり、しびれなどが完治するまでには約1カ月かかります。


重症例では筋肉の壊死を起こし、吐気、頭痛、発熱、めまい、意識混濁、視力低下、痺れ、血圧低下、急性腎不全による尿量の減少、血の混じった尿を認めます。


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